ほたるこいの全歌詞と歌の意味は?わかりやすいように解説♪

みなさん、ほたるこいの歌をうたえますか?

たいがいの方は、

「ほ ほ ほーたるこい♪
あっちのみーずは にがいぞー
こっちのみーずは あーまいぞ
ほ ほ ほーたるこい♪

で、終わっていると思っていませんか?

実は、続きがあるのです!

なにげなく歌い継がれた童謡、
その中にあった真実を、紹介いたします。

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ほたるこいってどんな歌?全歌詞紹介♪

ほたるこいは秋田地方わらべうたです。

まず、全歌詞を紹介いたします。

「ほ ほ ほたるこい
あっちのみずは にがいぞ
こっちのみずは あまいぞ

ほ ほ ほたるこい
ほ ほ やまみちこい

ほたるのおとさん かねもちだ
どうりでおしりが ぴかぴかだ

ほ ほ ほたるこい やまみちこい
ひるまはくさばの つゆのかげ
よるはぼんぼん たかじょうちん
天ぢくあがりしたれば
つんばくらにさらわれべ

ほ ほ ほたるこい
あっちのみずは にがいぞ

ほ ほ ほたるこい
こっちのみずは あまいぞ

ほ ほ ほたるこい やまみちこい

あんどのひかりを ちょとみてこい

ほ ほ ほたるこい
ほ ほ やまみちこい
ほ ほ ほ ほ ほ ほ ほ」

けっこう長い歌なのです。

わたしが知っていた「ほたるこい」
とは全然ちがうものでした。

なんとなくミステリアスで、
意味深な歌詞です。

ほたるこいの意味をわかりやすいように解説♪

1フレーズ、とてもわかりにくい歌詞があります。
「天ぢくあがりしたれば つんばくらにさらわれべ」
どうにも、チンプンカンプンですね。

てんぢくは「そら」、つんばくらは「つばめ」を
意味しています。

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つまり、「空にあがるとつばめにさらわれるぞ」
という意味になります。

あんどのひかりは「行燈の光」。
昔からの照明であるあんどんですね。

次に、歌詞の中で、
甘い水、ぼんぼん(お金持ちの家のおぼっちゃん)、
ほたるのおとさん かねもちだ、など。

なかなか、そそられる甘いフレーズが、ところどころに登場します。

「ほらるこい」は、
ホタル狩りの時に歌われる童謡です。

ピカピカひかるほたるを、
こちらに呼び込むために。

こっちには、いいものがあるから来なさい、
と、ほたるに問いかけているのです。

採取のために呼び込むのですから、
けっこう、ダークですね。

ほたるこいの歌詞のそのほかの解釈

そのほかの解釈として、
ほたるの実際の生態を、
表している歌詞だとも言えます、

根拠も結構しっかりとしています。

ほたるの発光は、
パートナーを探すためのものです。

少しでもよいパートナーが見つかるようにと、
一生懸命ひかりなさいと、
ほたるを勇気づける意味があります。

ホタルの生涯の中で、きれいに光り輝くのは、
2週間ばかりです。

少ない期間です、その少ない、
チャンスをものにして、
次の世代へとつなげていく。

そんなほたるを思うきもちが、
にじみ出ている、良い歌詞です。

まとめ

ほたるはきれいな水が無いと、
生きられません。

成虫してからは、
水だけですごします。

なんとはかないことでしょう。

今度ほたるが光る季節がやってきたならば、
ぜひ「ほたるこい」の、
今回紹介した、全部の歌詞を、
思い出してみてください。

いっしょうけんめいに光っている、
きれいなほたるたち。

ただ、うすぼんやりとながめて、
ほたるの光はきれいだなぁ~と、
思うだけではなく。

全力で生きているほたるたちを、
いつくしみましょう。

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