めだかの学校の全歌詞と歌の意味は?わかりやすいように解説♪

誰でも知ってる童謡のひとつに
「めだかの学校」がありますね。

歌ったことがないって人はほとんどいないのでは?
そう思えるほど馴染みのある童謡です。
 
昔の歌。
そう思っていませんか?
実は意外に新しく、昭和26年に発表された曲なんですよ。

ママ、歌ってー!
そう言われたとき歌えます?

その時に自信満々、歌えるように
予習しておきましょう。

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めだかの学校ってどんな歌?全歌詞紹介♪ 

めだかの学校の歌は三番まであるんですよ。

ちょっと口ずさんでみましょう。

さぁ、さいごまで歌えましたか?
歌詞はちゃんと思い出せましたか?

私は途中で止まってしまいました(笑)

では正解です。

1,
めだかの学校は 川のなか
そっとのぞいて見てごらん
そっとのぞいて見てごらん
みんなでおゆうぎしているよ

2,
めだかの学校のめだかたち
だれが生徒か先生か
だれが生徒か先生か
みんなで元気に遊んでる

3,
めだかの学校はうれしそう
水にながれてつーいつい
水にながれてつーいつい
みんながそろってつーいつい

こうして歌詞を文字で読むと
ああ、そうそう。
そこはそうだった。

って思い出しますよね。

三番の歌詞、ちゃんと出てきましたか?

この歌の作詞をされた茶木滋さんによると
一番苦労されたのは三番だったそうです。

めだかが泳ぐ姿を表すのは
スイスイではない、とあれこれ考えた結果

たどり着いたのが「つーいつい」だったとか。

「すーいすい」と歌った記憶があるかもしれません。
ですが茶木さんが考え抜いた「つーいつい」を大切に歌いたいですね。

歌詞をおさらいしたところで
今度は歌詞の内容を掘り下げてみましょう。

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めだかの学校の歌の意味をわかりやすいように解説♪ 

作詞の茶木滋さんが3歳の息子さんと
小田原(神奈川県)の郊外を散歩していたときの
親子でのやりとりをもとに
作詞されたものだそうです。

どうようものがたり(佐藤義美著)には
息子さんが「ここはめだかの学校だ」と言ったとありますが
それは創作らしいです。

3歳の子供の発想とは、ちょっと思えませんものね。

でも、それに似たような会話があったと
茶木さんは回想されています。 

春らしい明るい歌を書こうと
はりきって作詞に取り組んでいた茶木さんが
ふと思い出した小田原の田園風景
息子さんの「おとうさん、めだかがいるよ」
と言った言葉。

そこからこの歌は生まれました。

一番の歌詞の繰り返し部分、
最初は
「そっとのぞきにいってみな」と書かれていたのですが
プロデューサーから書き直しを促され
もっと優しい言い方にと
「そっとのぞいてみてごらん」
となったそうです。

またこの部分のメロディーですが、
当初はくりかえしがなかったんですよ。

作曲者の中田喜直さんが
婚約者宅でピアノで作曲中に
彼女から

「そこは繰り返しにした方がいいわ」と言われて

1回目の「そっとのぞいてみてごらん」は大きく歌い
2回目はささやくように歌う、と繰り返しのフレーズに仕上げました。

なるほど。
小川のなかでキラキラ泳ぐめだかを 
息をひそめて見ている感じがわいてきますね。

まとめ

最近
何かのテレビで
この歌詞をオカルトめいた解釈で扱っていましたが、
単なるこじつけですし、作者の方にも失礼です。

めだかは絶滅危惧種に指定され
自然のなかで見ることは難しくなりました。

子供と手を繋いでお散歩しながら
めだかの学校を歌ってみてはいかがでしょう。

そのときは
繰り返しの部分の強弱も
ちゃんとつけてくださいね。

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