5月もゴールデンウィークが過ぎましたね。
来月にはもうランドセルの新作が発表されます。
毎年さまざまなランドセルが出てきますが、子どもが
6年間使うものなので耐久性がいいものを選びたいもの。
素材がいいものと言われても、どの素材がどういいのか
わからないですよね。
決して安いものではないので失敗しないためにも
事前のリサーチが必要です!
今回は素材や耐久性から見るランドセル選びについてご紹介します。
ランドセルの選び方を素材で考える
ランドセルに使われる素材は3つあります。
まずはクラリーノ。
人工皮革です。
クラリーノは軽い、丈夫、雨・汚れに強い、
ランドセルにはもってこいの素材です。
クラリーノ中にも4種類に分かれており、
軽さや耐久性に違いがあります。
本革を使用しているランドセルより軽いので、
人気があります。
しかし、天然皮革のものよりはやや安っぽく
見えることもあります。
次に牛革です。
ランドセルに使われる牛革は”ステア”と呼ばれるものを
使っています。
ステアは生後3~6カ月以内に去勢された
2歳以上の雄の成牛の皮で、頑丈です。
牛革なので、使えば使うほど馴染んできて、
独特の艶が出てくるため高級感があります。
また、牛革は雨(水)に弱いため、「手入れが必要なのでは?」
と思う方もいると思います。
しかし、最近のランドセル技術は素晴らしく、
少し雨に当たった程度では手入れはほとんど必要ないと
されています。
最後にコードバン。
コードバンは馬のおしりの革なので、1頭から
「ランドセルのふた2枚分」程度しかとることができない
とても貴重なものなのです。
コードバンで作られたランドセルは最高級品とされています。
価格はかなりお高めですが、耐久性もあり、
きめ細かくなめらか、そして美しい艶があります。
子どもが気に入ったものが一番いいのですが、
小柄な子が重いランドセルを背負って毎日通学するのは
辛いかもしれません。
逆に活発な子に耐久性の弱い素材のランドセルを用意しても
買い換えが必要になるかもしれません。
実際に使う子どもに合わせてこの3つの素材の
どれを使ったランドセルにするかよく考えましょう。
ランドセルの素材で人気なのは?
ずばり、クラリーノです!
やはり軽さを求める方が多いため、
クラリーノのランドセルが人気です。
そして、なんと言っても天然皮革よりも出費を抑えられる、
カラーバリエーションが豊富、水に強く手入れが簡単という点で
選ばれています。
牛革やコードバンも高級感があり素敵ですが、
価格も高めになっているためなかなか手を出せない
というのが現状です。
ランドセルの耐久性比較 素材別
耐久性で皮革するとやはりコードバンに軍配が上がります。
次に牛革、クラリーノとなります。
クラリーノも天然皮革の構造を再現していますが、
本革ほどの耐久性はありません。
牛革はクラリーノに比べると頑丈ですが、
型崩れする場合もあります。
コードバンは堅いため型崩れしないといメリットもありますが、
重いので体力があまりない1年生には使いづらいかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
ランドセルの素材はサンプルを取り寄せできるところもあります。
小学生がよくやりがちな、地面ずるずる、えんぴつ刺しなどを
サンプルで試して傷の付き具合などをチェックしてみてください。
6年間使うものなので、しっかりとした丈夫で使いやすいものを選びたいですね。