線香をお供え物に持って行く時、
のし紙には何と書けば良いんでしょうか?
『御供』?それとも『御供物』?
のし紙って書き方に悩みますよね。
今回はそんな、一周忌などの法要にお呼ばれした際、
線香につけるのし紙の書き方を解説します。
お供えに線香を持って行く場合は、
ぜひ覚えておきましょう。
線香のお供え物ののしの書き方
![](https://www.ha-hunomama.net/wp-content/uploads/2018/08/f4ad780e4a46d41b45bf96617462778c_s-300x200.jpg)
線香を仏様のお供えに持って行く場合は、
のし紙に『御供』か『御供物』と書くのが基本です。
ただし、地域の風習や宗派によっては、
表書きの書き方が異なる場合もあるので、
お世話になっているお寺さんや親戚の人に確認するのがおすすめ。
また、お彼岸なのか初盆なのか、
もしくは四十九日の法要に持って行くのかでも異なります。
というわけで、いつお線香を持って行くかによって、
表書きがどう変わるのかをまとめてみました。
・四十九日前…御霊前
・四十九日当日以降…御仏前
・一周忌や三回忌などの年忌法要…『御仏前』または『御供』
・初盆…初盆御供
・お盆…盆供
・お彼岸および全ての仏事の時…御供
宗派などによって異なる場合もありますが、
このように表書きを書くのが基本。
思ったよりも、色々な書き方があるんですね…。
判断するのが難しそうです。
でもどうしても何と書いていいか分からなくなったら、
『御供』と書いておくと良いですよ!
ちなみに、表書きの下段には、
送り主の名字を書いておきましょう。
線香のお供え物ののし 御供と御供物どっちがいい?
![](https://www.ha-hunomama.net/wp-content/uploads/2018/08/af50f47d3eb649207aadd1aa0cad0787_s-300x200.jpg)
線香をお供え物にする場合は、
『御供』と『御供物』、どちらをのし紙に書いても構いません。
でも、一般的には現金ではなく品物をお供え物にする際、
『御供』と記すことが多いので、
不安だったら『御供』と書いておくと無難ですよ。
もともと『御供』は宗派や時期を問わずに、
仏様へ品物を捧げる時に使われる言葉なので、
線香を贈る際にのし紙に書いても間違いではありません。
案外『御供』って、すごく便利な言葉なんですね!
ただし告別式やお通夜などで持って行く、
現金を包んだお香典では、『御仏前』や『御霊前』と書くので、
間違えないようにしましょう。
ちなみに、最近のお線香には、
昔ながらの白檀(びゃくだん)や沈香(じんこう)などの他に、
香りがきつくないもの、フローラルやラベンダーの香りのもの、
煙の少ないものなどがあります。
故人が好きだった香りのお線香があったら、
それを選んで持って行くと喜ばれますよ!
まとめ
お供え物に線香を持って行く場合は、
のし紙の表書きは『御供』と書いておき、
下段には送り主の名字を記しておいてくださいね。
ただし、年忌法要やお彼岸に持って行くのかどうか、
また宗派や地域の風習によっても、異なる場合があるので、
心配な時は先方の地域のお寺に確認すると安心。
もし先方が身内なのでしたら、
親戚の人に聞いてみるのもアリですよ!