まず、基本のマナーとして法事に呼ばれたときは、
必ず出席しましょう。
どうしても出席できない場合には、なるべく早めに連絡することです、
そして法事に間に合うように現金書留でお詫びの手紙や、
お供物を送りましょう。
ここでは法事に呼ばれた際のマナーについて紹介します。
法事に呼ばれた時の挨拶の仕方
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受付や施主に挨拶をするのが通例です、
地方によっては、受付で挨拶するのが祝い事のようだと、
嫌う場合がありますので、事前に調べておいてください。
気持ちが大事ですので、できるだけ挨拶はしたいはずです。
受付では、
「本日はお招きくださり恐縮です」
「ご丁寧なご案内を頂きましてありがとうございます」
などがよいです。
施主にはもう少し丁寧に挨拶してください。
「本日はご案内を頂きましてまことに恐縮でございます。
この度は、心を込めて一緒にお祈りをさせて頂きます」
「ご丁寧なご案内を頂きましてありがとうございました。
本日は心を込めて故人の供養のお祈りをさせていただきます」
などがよいです。
注意すべきは、余り長くしないことです。
施主は段取りもあり、忙しいですし、他の参列者もいますので、
話し込んだりしない様に気をつけてください。
法事に呼ばれた時の包むお金の金額や呼び方
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四十九日前の法事で包むお金は「御霊前」とし、
その後の法事では「ご仏前」となります。
「御霊前」の場合は薄墨を使ってください。
包む金額ですが、
故人との関係も考慮しなくてはいけません。
血縁関係があり法要のみ参加する場合は、1万円から3万円、
会食に参加する場合は2万円から5万円ぐらいが相場となります。
夫婦で参加する場合は、法要のみで2万円から5万円、
会食に参加するならば3万円以上が相場となります。
知人として参加する場合は、法要のみで5千円から1万円、
会食に参加するならば1万円から3万円が相場となります。
法事に呼ばれた時の包むお金の常識マナー
金額として4枚、9枚などは縁起が悪いので避けましょう。
偶数もあまりよくないと言われますが、
2枚だけは例外のようです。
不祝儀袋の選び方ですが、金額によって考慮してください。
金額が少ないのに、不用意に豪華なものは避けてください。
お札の種類ですが、新札は避けた方が無難です。
どちらでもよいとの意見もありますが、
あまりにも酷いお札でなければ、旧札を使うのが無難です。
まとめ
家族にあっては悲しいことであるお葬式や法事。
その悲しみをいやしていくのには時間がかかります。
その助けとなっているのが一連の法事です、
故人の家族と共に歩み、悲しみを分け合う大切なものです。
親しき中にも礼儀ありといいます、
近い間柄であっても最大限の心配りが必要です。
悲しみを乗り越えて、
無事法事を終える助けとなれば、感謝いたします。