アニサキスが焼き魚に入ってる!食べても大丈夫?加熱後でも危ない時

魚に寄生しているアニサキスが体内に入り、
胃壁や腸壁に潜り込むことによって痛みや嘔吐、悪寒などの症状があらわれます。

日本では魚を生で食べる習慣が多いので、
アニサキスを飲み込んでしまうリスクが高いです。

焼き魚にした場合、アニサキス症を発症するリスクを紹介します。

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アニサキスが焼き魚に入ってる!食べても大丈夫?

目視で確認することによってアニサキスを見つけることができます。

生きているならばもちろん食べてはいけません!

焼き魚にした場合、60℃なら1分、70℃なら確実に殺すことができます。

または冷凍することでも死滅させることができ、
-20℃で24時間、-18℃では48時間程で死滅させることが可能です。


重要なのはアニサキスが死んでいるか生きているかなので、
焼いて死んでいる場合は食べてもほぼ大丈夫となります。

ちなみにアニサキスは傷がつくとすぐに死んでしまうので、
よく噛めば防止につながりますが、ちょっと気持ちワルイです。


焼けば大丈夫で見た目で死んでいることが確実でも、
食べたいと感じることは無いので、
見つけてしまったらそれ以上食べる気持ちは無くなります。

また、魚に1匹だけアニサキスがいるとは限りませんので、
生きているものもいるかもしれません。


やはり焼き魚にしても1匹アニサキスを見つけたら、
それ以上食べないようにするのが無難です。

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どうしても食べたいならばよく見て、よく噛んで食べてください。


そこまでして食べたいメンタルの強さがあるのならば、
死んだアニサキスも気にならないで食べられるかな?

アニサキスが加熱後でも危ない時

基本、熱を通す・冷凍するなどすればアニサキス症を発症することはありません。

死んでいれば胃壁・腸壁に食らいつくことが無いので安全です。


しかし、面倒なことにアニサキスアレルギーを起こす危険があります。

アレルギーはアニサキスが死んでいても発症するので、
焼いた・冷凍したから大丈夫とはいきません。

きっちり焼いた魚でも安心できませんのでよく見て確認してください。


特に気をつけたいのはサバ・イカ・サンマなどです。

これらの魚を食べる際には特に注意してください。

まとめ

アニサキスが入るとかなりの痛みが襲ってきます。

内視鏡を使ってアニサキスを取り除くことによって解決しますが、
場合によって取り除くことができないケースもあります。

アニサキスは普通1、2日、ながい場合は4日で死ぬので、
我慢するという選択肢もあるのがつらいです。

美味しいお刺身を楽しむために正しい知識を持ち、
ちゃんとアニサキス対策をとって食べてください。

新鮮なお魚を安全に食べる参考になったらうれしいです。

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