神社で挙げる結婚式を神前式といいますね。
新婦は着物の花嫁衣裳を着て、
新郎は羽織袴姿で、とっても素敵ですよね!
わたしも結婚式は神前式を選びました。
今回は、結婚式は神前式を選んだカップルや夫婦のために、
神社に納める初穂料は、どんなのし袋を使うのか、
表書きはどう書くのかなどのルールを解説します。
初穂料を神前式の結婚式で出す時ののし袋の種類と書き方
![](https://www.ha-hunomama.net/wp-content/uploads/2018/08/0b3ede9872dbed0e3fb51e1f1c787b3a_s-300x216.jpg)
神前式は神社で式を挙げるので、その費用を初穂料といい、
のし袋に入れて納めるのが一般的です。
この時に使うのし袋は、紅白の水引が結び切りになっているもの。
結び切りの水引といっても、一般の人よく分からないと思うので、
蝶々結びではない方のご祝儀袋を選ぶと良いですよ。
水引の両端が上に向かって結ばれているものが、
結び切りののし袋です。
水引の色は必ず紅白か金銀のものを選んでくださいね。
黒白や黄白だと不祝儀袋、
つまりお香典袋になってしまうのでご注意を。
必ず華やかな方を選びましょう。
初穂料を神前式の結婚式で出す時ののし袋の書き方
のし袋の表書きは『御初穂料』か『御玉串料』と書きます。
そして、下段には新郎新婦の両家の名字を書いてください。
のし袋の中袋にはまず、表に初穂料の金額を記載します。
この時の書き方は、『金〇萬圓也』と書いておきましょう。
例えば10万円の初穂料だった場合は、
『金拾萬圓也』と書くといいですよ。
裏面の左下には、新郎新婦の住所と氏名を書いておきましょう。
初穂料を神前式の結婚式で出す時ののし袋を納める時のルール
![](https://www.ha-hunomama.net/wp-content/uploads/2018/08/c61e71de4e22d334b80d56c91a9728a2_s-300x200.jpg)
神前式の初穂料は、
結婚式当日か神社側から指定された日に納めましょう。
ところで、初穂料をのし袋に納める時、
お札の向きにもルールがあるって知っていますか?
お札は肖像画のある方が表になるので、
必ず向きを揃えてのし袋に入れておきましょう。
中袋からお札を出した時に、
すぐに肖像画が現れる向きで入れておくのがマナーです。
そして、のし袋の表書きなどは、
なるべく筆ペンで書くようにしましょう。
ちなみに、初穂料はご祝儀とは違うため、
必ずしも新札でないといけない、ということはありませんが、
あまり皺くちゃだったり、汚れているお札はよろしくないので、
キレイめなお札を用意するのがベスト。
そして神社に初穂料を納める時は、
受付で渡すか担当者に手渡しするようにしましょう。
初穂料を誰に渡せばいいかも、
神社によって異なるので、事前に確認しておくと良いですよ。
ちなみに、わたしが神前式を挙げた時は、
担当者兼介添人に初穂料を渡しました。
神前式のその他分からないことについては、担当者に確認すれば、
神社でのしきたりやルールなどを教えてもらえますよ!
まとめ
神前式を挙げる場合、神社に納める初穂料は、
結び切りの水引ののし袋を選びましょう。
表書きは『御初穂料』か『御玉串料』と書き、
下段に新郎新婦の両家の名字を書きます。
中袋には表に金額を書いて、
裏面の左下に新郎新婦の住所と名前を書いてくださいね。
後はお札の向きを揃えて入れ、
納める日時は神社の担当者に確認しておきましょう。