手足口病とヘルペスの違いと併発することはある?

あれ?夏風邪かな?
そう思っても、疑うべき病気があります。

子供が5歳未満だとしたら、特に注意です。

手足口病の可能性があります。

そしてもう一つ、考えられる病気があります。

ヘルペスです。

似ている症状がある、手足口病とヘルペス、
二つの病気について説明します。

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手足口病とヘルペスの違い

手足口病は夏風邪のひとつとも言われています。

主に5歳未満の子供に多く、流行します。
流行のピークは7月です。

治療法は対症療法になります、
例えば、熱がある時には解熱剤を処方されます。

熱が無い場合は何も処方されない場合もあります。

しかし、口にでた水泡が破れた後に口内炎を発症すると、
痛みで食事や飲み物を受けつけられなくなることがあります、
その場合は脱水症状に気をつけましょう。

本当に気をつけて欲しいのは、ヘルペスです!

特に乳幼児がかかりやすく口内炎を多発させる、
ヘルペス性歯肉口内炎の症状が紛らわしいです。

こちらは、高熱が出ます、そして痛みも激しく、
食事などが難しくなり、
手足口病と同じく脱水症状に注意が必要です。

そして、手足口病と違って薬による治療が必要となります。

熱は4~5日ぐらいで治まりますが、
口の中の痛みは1週間ほど続く場合があります。

どちらも初期症状が似ています、風邪と間違うこともあります。

高熱が出た場合などは、
すぐに病院で受診することをおススメします。

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手足口病とヘルペスは併発することはある?

手足口病とヘルペスは併発するのでしょうか?

どちらもウイルスによって発症するので、併発することもあります、
しかし、それは稀なケースであると言えます。

手足口病で免疫力が下がり、それによってヘルペスに・・・
考えられますが、手足口病にかかったから気をつける、
そう考えるのではなく、普段から気をつけるべきなのです。

手足口病は定期的に、毎年のように流行ります、
しかし、それによってヘルペスが増えるかというと、
そうではありません。

ヘルペスよりも、ヘルパンギーナに注意した方がよいです。

こちらは、手足口病と似た症状があらわれ、
流行のピークが手足口病といっしょです。

ヘルペスを疑うのは、手足口病の流行時期からはずれて、
症状があるときに疑うとよいです。

まとめ

子供は自分の症状を上手く伝えることができません、
ましてや5歳以下の子供となればなおさらです。

手足口病は夏風邪といわれるくらい、ポピュラーな病気です。

それでも、激しい症状が出たり、ヘルペスだったりすると大変です、
ちゃんとした治療が必要となります。

大人になれば、自己判断ができますが、
子供は親に頼るしかないのです。

手足口病やヘルペスは大人でも起こりうる病気です。

日々、親子共に清潔を心掛け、病気の予防が大切です。

知識を持ち、健康を目指しましょう!

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