幼稚園に通うお子さんが手足口病にかかってしまった場合、
完治の基準ってよく分からないですよね。
発疹がかさぶた状になったら、
もうプールに入っても大丈夫なんでしょうか…?
感染力のある病気だから、
幼稚園で他のお子さんにうつしてしまわないか心配です。
そこで今回は、手足口病にかかったら、
いつからプールに入れるのか、
完治したかどうかはどうやって判断すればいいのかを解説します。
手足口病はプールにいつから入れる?かさぶた状ならいい?

お子さんが幼稚園や保育園に通う場合、
プールは必ず、全身の発疹が消えてからにしましょう。
実は手足口病による発疹って、
かさぶたにならずに消えていくんですよね。
肌に発疹が全くない状態で、
発熱もしていなくても元気そうなら、
もうプールはOKですよ。
手足口病って、発疹にもウイルスが潜んでいるので、
発疹が潰れてその液体に触れてしまうと、
他の人にも感染させてしまうんです。
だから治るまでは、プールに入らない方が良いんですね。
また、お風呂上りに体をタオルで拭く際、
発疹を潰してしまうこともあるので、
家族でタオルは共有しないようにしましょう。
手足口病は夏に流行するので、
プールで遊びたがるお子さんもいるはず。
でも、手足口病って、
プールの塩素でも殺菌しきれないので、
一緒に入った子が感染してしまう可能性も捨てきれません。
他の子にうつしてしまうかも知れないし、
プールに入ると思ったよりも体力を消耗して、
体も冷えてしまうので、完治するまでは我慢させてくださいね。
手足口病の完治の基準

手足口病は、発熱も全身の発疹もなければ、
完治したと判断して良いでしょう。
ただし、注意しないといけないのが、
手足口病は感染力が思った以上に強いということ。
発熱や発疹などの主な症状が完治しても、
2~3週間くらいは感染力が残ってしまうんです。
発疹がないのなら接触感染はしませんが、
お子さんの便から感染してしまうことが多いんですね。
もし保育園に通うお子さんが手足口病に感染したら、
症状が治ってからも、オムツ替えの時は気を付けて、
手洗いと消毒をしっかりと行いましょう。
手足口病は大人にも感染することがあるんですよ!
登園に関しても、症状がなくなり、
かかりつけの医師からOKが出てからにするのが賢明です。
まとめ
幼稚園や保育園に通うお子さんが手足口病になってしまったら、
発熱や全身の発疹など、症状がなくなるまではプールはお預け。
特に発疹にはウイルスが潜んでいるので、
潰すと感染する危険もあるんですよ!
入浴時も、兄弟と一緒に入れたり、
タオルの共有をするのは避けましょう。
基本的に、発熱や発疹の症状がなくなれば完治していますが、
まだ感染力は残っているので、お子さんのオムツ替えの後などは、
消毒をしっかりとしてくださいね。
やっぱりかなり面倒な病気なんですね…。
完治するまでは、お家でしっかり休ませてあげてください。