じわじわと暑くなってきて、もうすぐ夏本番ですね!
夏になると急増するのが熱中症患者。昨年は熱中症で救急搬送された方が4万人を超えています。
外で活動している子供やサラリーマンだけでなく、
家の中にいる老人が熱中症になってしまうケースをよく耳にしますね。
平均気温の上昇や高齢化などの原因で、高齢者の方が熱中症患者が急増しているんです。
ご自身やご家族が熱中症になってしまう前に対策出来ることをご紹介します。
熱中症の予防に効果的なドリンクって?
夏は冷たいお水や麦茶もおいしいですが、熱中症に効果的なドリンク
といえばスポーツドリンク!
スポーツドリンクには熱中症対策に効果のあるナトリウムやカリウム、
マグネシウムといったミネラルが含まれています。
そもそも熱中症とは、体内の水分やミネラルのバランスが崩れたり、
体温の調節ができなくなったりすることが引き金となり発症します。
人間は汗をかくと水分とともにミネラルやビタミンが失われていくので、
それを補うために作られたのがスポーツドリンクなんです。
しかし、スポーツドリンクには糖分も多く含まれているので飲みすぎには注意しましょう。
熱中症にはスポーツドリンク 薄める方がいいの?
スポーツドリンクは薄めたほうがいいって聞いたことありませんか?
実はその通りなんです。
だいたいのスポーツドリンクが人間の体液と同じ浸透圧の濃度(アイソトニック)
でつくられています。
それを2~3倍に薄めた体液より低い浸透圧の濃度(ハイポトニック)のほうが
より効果的と言われています。
熱中症対策として、ハイポトニックのほうが体内にすばやく水分と
ミネラルを吸収させることができるのでおすすめです。
スポーツドリンクを自分で薄めるとハイポトニックになりますのでぜひやってみてください。
熱中症予防ドリンクの作り方
前述のハイポトニック飲料は自分でつくることもできます。
作り方は、水1リットルに対し、塩小さじ1と砂糖大さじ4をしっかりと溶けるまで混ぜたら完成です!
とても簡単ですよね。
味はスポーツドリンクのようにおいしくはないのですが、
レモン汁を少し混ぜると飲みやすくなります。
また、疲労回復効果のあるクエン酸を入れてもいいですね!
クエン酸はドラッグストアなどでも売っているのでぜひ購入してみてくさい。
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まとめ
いかがでしたか?
人間は体重の2%の水分を失うと喉が渇きます。
体重50キロの人なら1リットルもの水分が失われているんです。
もうすでに軽い脱水症状ということですね。
ですから、喉が乾いてからがぶがぶ飲むのではなく、熱中症を予防するためには、
”喉の渇きを感じる前”に少しずつ水分補給を行うことが大切なんですね。
汗をかいたときはもちろんですが、ポイントとしては喉が渇いていない時(2時間くらいずつあけて)にコップ一杯分飲むことです。
喉が渇いていない時にコップ一杯分って意外ときついですが頑張りましょう!
暑い夏は体温が上昇し、水分がどんどん失われます。
特に子供は地面からの照り返しを受けやすく、
大人よりも体温が高いため注意が必要です。
夏本番はこれからです!
みなさんも熱中症予防ドリンクを飲んで暑い夏を乗り切りましょう。