厄年を迎えたならば、神社やお寺に行き厄払いを行います。
男性ならば25歳、42歳、61歳。
女性ならば19歳、33歳、37歳、61歳。
基本、それぞれの数え年で行うことが一般的ですが、
場合によっては満年齢で行うところもあります。
事前に確認しておきましょう。
それだけでは無く、いろいろと作法があります。
ここでは、納める初穂料の包み方について述べていきます。
厄払いののし袋が中袋なしの場合の包み方
中袋の無い水引が印刷された封筒などを使う場合、
お金を白い紙で包むこともありますが、そこまでする必要はあまりないです。
納める金額が高い場合は、ちゃんとしたのし袋が必要ですが、
だいたい一万円くらいまでなら、中袋無しの封筒でよいです。
ただ、お札の向きには気をつけましょう。
お札の肖像画がある面を、のし袋の表側にして、
取り出すときには、ちゃんとお札の肖像画から出て来るように入れます。
厄払いののし袋が中袋なしの場合の表と裏の書き方
のし袋の書き方ですが、
表側、水引が印刷されている方の上側に、「初穂料」と書き、
水引の下側に厄払いをする方の氏名を書いてください。
次に裏側です、左下に金額と住所を書きます。
この時、金額を書くときに算用数字を使ってもよいのですが、
壱、弐、参、などの漢字を使うとなおよいです。
のし袋を書く際には筆ペンを使うことが望ましいです、
この時、間違って薄墨の物は使っていけません。
ちゃんと色の濃い筆ペンを使ってください。
払いの白い封筒の場合の書き方
白封筒を使った場合、のし袋を使うときと基本はいっしょです。
まず表側に初穂料と書き、
その下に厄払いを受けるかたの氏名を書きます。
裏側には、納める金額と住所を書きます。
白封筒に書く場合にも、算用数字を使って書いてもよいですが、
漢字を使って書く方がなおよいです。
使う筆ペンも一緒です、濃い筆ペンを使いましょう。
最近ではのし袋を使わないで、
現金をそのまま支払うケースが多くなってきました。
のし袋にしても、白封筒を使うにしても、
現在は効率をとるところも多いです。
大きな神社などは特にそのような傾向があるので、
事前にちゃんとチェックする必要があります。
簡素化する傾向があります、のし袋を書くより、
白封筒に書いて納めるケースが多くなります。
のし袋を書くより白封筒の書き方を知っていれば、事足ります。
便利とは思いますが、なにか寂しい感じもしますね。
まとめ
あまり神社仏閣に初穂料などを納める機会がありませんので、
いざ厄払いとなっても、どうしたらよいのか迷います。
特に初穂料はお金ですから、きっちりとしたいです。
ですが、あまり緊張せずに取り組んでください、
金額は最初から提示してある場合もあります、
書き方も基本的な所、
氏名と金額、住所が書いてあればよいのです。
初穂料を納める際のお手伝いになったのならば幸いです。