三回忌の法要を行うのは、故人をしのぶ大事な区切りとなります。
現在では身内だけで行うことも多くなり、
参列者が少ないこともしばしばで、珍しいことではありません。
あまり大々的にやる事ではありませんが、
だからといっておろそかにしてはいけません。
近しいからといって何でも許されるものではありません。
しっかりとマナーを守り、故人を送りましょう、
ここでは特に三回忌でのお供え物について、紹介いたします。
法事のお供えののしの三回忌の書き方
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三回忌のお供え物ののしの水引は、黒白の結び切りがよいです。
水引の上段中央に「御供」「御供物」「御仏前」となります。
下段には名前を書きます、その時はフルネームで書いてください。
連名で書く場合もあるでしょうし、
その際はいくつか、ちょっとした決まりごとがあります。
会社の方の場合、先輩後輩ともどもお供えする際は、
先輩の方を右側に書きましょう。
同格の場合は五十音順で右側から書いてください。
連名で書く場合4人以上になったら中央に代表者の名前を書き、
左側に少し小さく「他一同」と書いてください
会社の代表であれば中央に代表者の名前、
右側に会社の名前など、左側に少し小さく「他一同」と書いてください。
のしを書くときは、黒い墨をつかいましょう。
薄墨を使わなくてもよいです。
法事のお供えののしは御供料を包むと違う?
御供え物と御供料、両方を納める場合には
ちょっと気をつけましょう。
例えば、御供え物ののしに「御供」と書いたら、御供料には「御仏前」など、
表書きが同じにならないように注意して書いてください。
もちろん、書く場合には黒い墨をつかいましょう。
法事のお供えのお供え物ののしは御供料を送る場合は?
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法事を欠席し、お供え物を送る際に注意することは、
なるべく早めに送ることです。
当日近くになると受け取る方も忙しくて大変ですし、
できるだけ、法事の日より早く到着するように送ってください。
その際はお供え物だけではなく、封筒等で一言そえるとよいです。
出席できないことへの謝意と送った旨を伝えるようにしましょう。
小さなことですがキチンと気持ちを伝えてください。
大事な三回忌です、
細かいところもちゃんと覚えておいてください。
まとめ
三回忌でだいたい区切りとされ、
のちの法事では、近親者のみで行われるもの
となることが多いです。
歳を重ねて友人知人が増えて行けば、
呼ばれることも多くなるでしょう。
近親者以外にも参列をお願いされるのは、
三回忌までが多いです。
ちゃんとマナーを守って参加できるように、事前に式次第を知り、
分からないことは早めに聞いておきましょう。
無事法要を終えることの一助になれればうれしいです。