椿油って、実は家庭でも作れるんですよ。
もちろん、圧搾機がなくてもOK!
今回は椿油を家庭で作る方法を伝授するので、
ぜひ自作してヘアケアやスキンケアに役立ててくださいね。
椿油の簡単な作り方 ミキサーを使う!
![](https://www.ha-hunomama.net/wp-content/uploads/2018/12/a9f94d89e47a948bbccd5235b531b716-300x200.jpg)
まずは、椿油の簡単な作り方をご紹介。
・種の準備
椿の種を用意しましょう。
種はヤブツバキの実から採取できます。
実はパックリと割れているものを採取すると、
簡単に種が取り出せますよ。
もしくは、椿の根元に種が落ちているので、
それを拾ってください。
種を集めたら、水洗いしてからザルなどに入れて、
数日間天日干しにしてよく乾燥させます。
・種を粉砕する
乾燥させた種は細かく砕いていきましょう。
まず、種を軽く砕いて、外殻を取り除きましょう。
その後で粉砕していきますが、この時、
臼やすり鉢などがない場合はミキサーで種を砕いていきます。
あまり種が大きいと、
ミキサーでもなかなか砕けないかもしれないので、
ビニール袋の中に種を入れて、麺棒などで叩いて、
多少粗めに砕いてからミキサーにかけるとスムーズです。
・種を蒸す
砕いた種はセイロなどを使って、
20分程蒸していきましょう。
こうすることで、種から油が出やすくなりますよ。
種は蒸したらさらし綿布やガーゼなどで包んでください。
・種を搾り
さらし綿布に包んだ種をギュッと絞っていきます。
下に器を置いて、その上から雑巾を絞るような感覚で、
力を込めてギュッと搾っていくと、
種から油が流れ出てきますよ。
完全に種から油を絞れたら完成!
国産100%無添加のオリジナル椿油の出来上がり。
ただ、種の量に反して、とれる油の量が少ないので、
種は出来るだけたくさん採取しましょう!
椿油って割と簡単に作れるんですね!
でも念のため、参考になる動画のリンクを貼っておきます。
参考にしてみてください!
椿油は圧搾機なしでも出来る?
![](https://www.ha-hunomama.net/wp-content/uploads/2018/12/b38241fd74e7aacace0e5b23bbd2c2d7-300x266.jpg)
先ほど紹介したのは、椿油を圧搾して作る方法。
でも、手で搾るってなかなか大変なんですよね。
かといって、家庭に圧搾機があるわけでもないです。
そこで、圧搾しないでいい椿油の作り方を解説します。
種を洗って乾燥させるまでの作り方は一緒なので、
その後をどうするか説明します。
・乾煎りする
天日干しした種を焦げないように乾煎りしてください。
・粉砕する
ミキサーなどを使って、
なるたけ細かく砕きましょう。
・煮出す
鍋に種と、種が十分にひたひたになるまでの水を入れ、
1~2時間ほど煮出してください。
・煮出した種をこす
キッチンペーパーや目の細かいザルなどを使って、
煮出した種をこして、いらないカスを除去します。
・再び火にかける
こしてカスを取り除いたものを鍋に入れ、
再度加熱していきましょう。
香ばしいニオイがしてきたら火を止めてください。
・再度こして油を抽出する
コーヒーフィルターなどで鍋の中身をこして、
油を抽出していきます。
ちょっと時間がかかるんですが、
全て抽出し終えれば、キレイで透明感のある、
純度100%の椿油が完成しますよ。
でも個人的には、搾る手間があるけれど、
煮出すよりも圧搾して作る方がおすすめ。
ぜひやりやすい方法で椿油を作ってみてください。
まとめ
椿油は種を洗って乾燥させ、ミキサーで粉砕したら蒸して、
布に包んで搾る、という方法があります。
もしくは、乾煎りした種を砕いて煮出す、
というやり方もあるので、お好きな方を選んで作ってみると良いですよ。
無添加の作りたて椿油で、美髪と美肌を手に入れましょう!