手作りのお弁当はよいものですが、
それに加えて温かかったらさらにうれしいです。
そんな時に活躍してくれるのが何かと頼れるスープジャー!
名前の通りスープを入れるものと思いがちですが、
ごはんの保温にも対応できます。
スープジャーをお弁当として楽しくおいしくするために注意したいところ、
長時間スープジャーに入れて置いた場合に腐らないのか紹介します。
スープジャーで夜まで?長時間入れてはいけない?
だいたいスープジャーの適切な保温時間と温度は、
6時間・61℃程度となっています。
この時間内でお弁当として使用するならば問題ないです。
でもスープジャーで長時間保存してしまった場合、
細菌が繁殖してしまう温度まで下がる可能性があります。
細菌が繁殖する温度は、30℃から40℃となっています。
ごはんは熱々の状態で仕込むことが大前提で、
おかずはよく冷ますことです!
食中毒などを起こさないように、ごはんはできるだけ熱い状態で仕込み、
細菌が繁殖しやすい温度にならないように心がけてください。
あまり保存性を過信せずに長時間の保存を避け、
ごはんは熱々の状態でおかずは冷めた状態で美味しく食べるとよいです。
夜の食事のためにスープジャーを使うならば、
朝に仕込むのはあまりおすすめできません。
だいたいお昼までには食べるようにしてください。
スープジャーで長時間腐らないおすすめメニュー
どうしてもスープジャーで長時間保存したいときは、
メニューを考える時に注意したいことがいくつかあります。
基本は安全にお弁当を作る場合と一緒でおかずはしっかりと焼くことです。
ポイントとしては食材の水分となります。
細菌は水分を好みます、しっかりと火を通して汁気を取ってください。
同様の理由で水分が多い生野菜・果物も避けたいおかずです。
次に注意したいのは、食材にきちんと火を通すこと!
揚げる、炒める、焼くことが基本で火を通せるものは、
必ず火を通してください。
味付けをする際には濃い目が理想的で、塩味をきっちりつけるとよいです。
梅干しや生姜など防腐効果がある食材を上手に取り入れるのも効果的で、
積極的に使用しメニューに取り入れてください。
逆によく使うマヨネーズは腐りやすいので使うのを避けるのが正解です。
さらに調理する際には衛生面にも気を配ってください。
おにぎりを作る時にはラップを使って直接手を触れないように、
おかずを入れる際には菜箸を使うのがベストです。
まとめ
スープジャーはとても便利です。
しかし、万能ではありません。
温度管理が重要なので、温かかったらよいと思っていても、
実は細菌が繁殖しやすい温度だったら・・・
スープジャーを上手に利用して、
おいしく安全な食事を楽しむ参考になればうれしいです。