葉唐辛子って普通の唐辛子と何が違うか、
よく分からないですよね。
きっと、多くの人は葉唐辛子って、
唐辛子の品種の1つだと思っているんじゃないでしょうか…?
でも、実はこの二つ、なんと違う品種じゃなかったんですよ!
そこで今回は、意外と知られていない葉唐辛子と唐辛子の違いを解説。
知っておくと何かと役立つかも知れないので、
ぜひ覚えておきましょう!
葉唐辛子と唐辛子の違いって何?
葉唐辛子と普通の唐辛子は、
収穫時期と葉っぱ付きかそうでないか、
というのが主な違いなんですよ!
筆者も初めて知りましたが、
唐辛子の中に『葉唐辛子』という品種があるのではなく、
唐辛子の実がまだ青い状態で葉っぱごと収穫したものこそが、
『葉唐辛子』と呼ばれる物なんです。
つまり、葉唐辛子は葉っぱ付きの若い唐辛子ということなんですね。
これにはちょっとびっくりです!
でも、なぜ早摘みの唐辛子を葉ごと料理に使うんでしょうか?
唐辛子にはカプサイシンなど、体に良い成分が含まれていますよね。
でも唐辛子って、実だけでなく葉っぱにも、
栄養がしっかり含まれているんですよ。
ビタミンCやカルシウム、鉄分など、
ミネラルも摂れるので、かなり栄養価が高いのが特徴。
一般的に葉唐辛子とは、
伏見唐辛子という品種を早摘みしていることが多いのですが、
もちろん他の唐辛子の品種でも、葉ごと早摘みすれば、
葉唐辛子として料理に使うことが出来ます。
ちなみに、トウガラシの葉にはほんのりとした辛味があり、
主に佃煮などに使われるんですよ。
新鮮な葉唐辛子の佃煮はかなり美味しいと評判なので、
もしお庭やベランダで唐辛子を育てているなら、
葉ごと早摘みして作ってみましょう!
葉唐辛子の佃煮レシピ
材 料:
葉唐辛子 大人用のお茶碗1杯くらい
青唐辛子 5本(お好みで)
ごま油 大さじ1/2
濃縮めんつゆ(3倍濃縮)大さじ2~3
作り方:
1、唐辛子の枝から葉を摘み取る。
2、たっぷりの熱湯でさっと湯がいてざるにあげ、水にさらす。
3、しっかりと絞って、包丁で細かくざくざく切る。
4、青唐辛子はへたを取って小口切りにする。
5、ごま油をフライパンに熱して、青唐辛子と葉唐辛子を炒め、
濃縮めんつゆを入れて煮詰める。
辛いのが苦手な人は青唐辛子は入れない方がいいですよ!
ごはんだけじゃなく、パンにのせてとろけるチーズと一緒に焼いて
食べるのもおすすめです!
作ってみて下さいね♪
葉唐辛子と唐辛子の見分け方
葉唐辛子と唐辛子の見分け方は単純に、
葉っぱ付きの青唐辛子か、赤く熟した唐辛子で見分けられます。
早摘みした唐辛子でも、葉っぱが付いていない実だけのものは、
葉唐辛子と言わず、青唐辛子と言うので覚えておきましょう。
つまり葉唐辛子って、
青い実に葉っぱがあるかどうかが見分けるポイント。
唐辛子の葉って、意外と重要なものだったんですね!
葉唐辛子の旬は8月~9月。
色が青々としている鮮やかな葉がちょうど食べごろですよ!
まとめ
葉唐辛子と唐辛子の違いは、
収穫時期と葉っぱ付きかそうでないか。
赤く熟れた実だけのものが唐辛子で、
唐辛子を葉っぱごと早摘みしたものが、葉唐辛子です。
見分け方も、色や葉っぱの有無。
葉唐辛子は主に佃煮として食べられることが多く、
唐辛子の葉に含まれる栄養もしっかり摂れるんですよ!
ご飯のお供に最適なので、
ぜひ新鮮な葉唐辛子で佃煮を作ってみてくださいね!