法要にはできるだけ出席するのがマナーです。
どうしても出席することが出来ないときは、
欠席することをキチンと早めに連絡しなければなりません。
しかし、連絡すればいいという訳ではありません、
しっかりと忘れずに御仏前・供え物を送ってください。
その時に忘れてはいけないマナーを紹介します。
49日法要の欠席の際は挨拶文が必要?例文は?
49日の法要を欠席する場合、
香典と一緒に挨拶文を添えると丁寧です。
例文を紹介します。
前略
この度は亡き○○○様の四十九日の法要へと、
お招きいただきましたこと、ありがとうございます。さて、お招きいただきました法要の件についてですが、
当日出席させていただく予定ではありましたが、
やむを得ない事情がありまして、誠に申し訳ございませんが、
欠礼をさせて頂きますことをお許しください。是非ともお参りして皆様のお顔も拝見したかったのですが、
大変申し訳ございません。些少ではございますが、同封したもので、
亡○○様がお好きだったお菓子などを御霊前にお供えしていただければと存じます。
また、後日改めてお伺いし、お参りをさせていただきたく存じます。時節柄、皆さまくれぐれもお体を大事になさってください。
草々
以上です、ここで気を付けるのは欠席の理由です。
具体的に書いてはいけません。
「やむを得ない事情」「どうしても都合がつかず」と、
ややぼやかした感じで書きましょう。
49日法要の欠席の際のご仏前を送る時のマナー
出来るだけ49日法要に間に合うように送りましょう。
どうしても間に合わないときには、
先に欠席の連絡をしましょう。
それから日にちをかけないでご仏前を、
現金書留で送りましょう。
現金書留はお金だけを送るのではなく、
挨拶文と共にご仏前を送ることができます。
現金をそのまま送るなんてことは、絶対にしてはいけません。
届けるお仏前の金額にも注意してください、
会食に参加しませんし、引き出物も貰わないので、
だいたい三千円から五千円ほどがよいでしょう。
あまり高額になると、かえって施主の負担となりますので、
包み過ぎには注意してください。
お仏前を包む不祝儀袋は、通常のマナーに沿ったものを用意します、
墨は黒、不祝儀袋は白黒の結び切りの物を使います。
特別な理由が無ければ、現金書留で送る都合上、
封筒に水引が印刷されている封筒などでよいです。
まとめ
故人をしのぶ大事な日なので参加したいものです。
しかし、どうしても都合がつかず、出席できないのは、
仕方の無いことでもあります。
後日改めて訪問するという選択もアリです。
故人もきっと喜ぶでしょう、
しかし、その場合も相手の都合がありますので、
事前に連絡してください。
失礼のないように、
やむを得ず49日法要を欠席する際の参考になれば、
感謝いたします。